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2026.03.03

花粉症とお口の関係

花粉症とお口の関係

春先や秋になると、くしゃみ・鼻水・目のかゆみなどに悩まされる花粉症。耳鼻科の症状として知られていますが、実は「お口の中」にも影響を及ぼすことをご存じでしょうか。花粉症は、歯科領域とも意外なつながりがあります。

 花粉症で増える「お口のトラブル」

花粉症の時期には、次のようなお口の変化が起こりやすくなります。

 口呼吸が増える鼻づまりによって無意識のうちに口呼吸になる方が増えます。口呼吸が続くと、お口の中が乾燥しやすくなります。

唾液には、細菌の増殖を抑える働きや、歯を守る再石灰化作用があります。しかし乾燥するとその働きが弱まり、むし歯や歯周病のリスクが高まります。また、口臭が強くなる原因にもなります。

 唾液の分泌が減る

花粉症の治療で使用される抗ヒスタミン薬の中には、副作用として「口の渇き(口腔乾燥)」を引き起こすものがあります。

お口が乾くことで、

・むし歯になりやすい
・歯ぐきが腫れやすい
・舌がヒリヒリする
・口臭が気になる

といった症状が出ることがあります。

歯ぐきが腫れやすくなる

花粉症はアレルギー反応の一種です。体の免疫バランスが乱れることで、歯ぐきにも炎症が起こりやすくなることがあります。「花粉の時期だけ歯ぐきが腫れる」「歯みがきで出血しやすい」という場合は、花粉症の影響が関係している可能性も考えられます。

 花粉症シーズンの歯科ケアのポイント

花粉症の時期は、いつも以上にお口のケアが重要です。

こまめな水分補給

水やお茶を少量ずつこまめに摂ることで、口腔内の乾燥を防ぎます。糖分の多い飲み物はむし歯の原因になるため注意が必要です。

保湿ケアの活用

口腔用保湿ジェルや洗口液を使用すると、乾燥対策に役立ちます。特に就寝前の使用がおすすめです。

 丁寧なブラッシング

乾燥していると歯垢がたまりやすくなります。歯ブラシに加えて、フロスや歯間ブラシも活用し、清潔な状態を保ちましょう。

 定期的な歯科受診

花粉症の時期に合わせてクリーニングを受けることで、炎症の予防につながります。お口の違和感がある場合も、早めの相談が安心です。

 お口の違和感を見逃さないで

花粉症は「鼻や目の症状だけ」と思われがちですが、お口の健康にも影響を及ぼします。「最近、口が乾く」「歯ぐきが腫れやすい」「口臭が気になる」などの変化があれば、それは花粉症の影響かもしれません。

季節性の症状だからと我慢せず、気になることがあればお気軽にご相談ください。花粉症の時期も、快適なお口の環境を保つことが大切です。

 

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